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環境保全の歩み

蓄熱燃焼式排ガス浄化装置

蓄熱燃焼式排ガス浄化装置

 2006年度から3ヵ年計画で、新型脱臭装置(蓄熱式排ガス浄化装置)を3基設置することを進めてきました。
3号機が2008年8月に完成・稼働し、全ての設置が完了しました。 完成した段階で敷地境界線における(注1)臭気指数測定を分析機関で実施した結果、 臭気指数は規制基準値内の10未満で規制基準値:臭気指数13を満たしていました。
 今後も脱臭装置の性能維持管理に努めてまいります。

(注1)
臭気指数とは、においのある空気を、 無臭の空気でにおいの感じられなくなるまで希釈した場合の希釈倍数(臭気濃度)を対数で表示したものです。
臭気指数=10×log(臭気濃度)
臭気指数10とは、厳選された6人のパネラーが明らかににおいが 付いているかいないか判断できる最低の値です。 悪臭防止法では、10未満の値については誤差が大きいことから10に留めています。

運転サイクル

蓄熱層には順次〔1〕VOCや悪臭〔2〕パージエア〔3〕浄化ガスが通過。

3-bedタイプ

  ガス 蓄熱体 ※パージ 清浄な空気を導入し、蓄熱層内の残留未処理ガスを除去。
A 昇温 放熱
B 冷却 蓄熱
C パージ ※

脱臭方法と特徴

脱臭技術脱臭原理
吸着法 活性炭、シリカゲル、ゼオライト等で臭気を吸着除去
燃焼法
直接燃焼式 臭気を高温で直接燃焼させ分解(800?1000℃)
蓄熱燃焼式 炉内を多室に分割し、燃焼室と蓄熱室の切換えにより、熱交換させ燃焼で分解
洗浄法
薬液洗浄式 酸・アルカリ、酸化剤の溶液で臭気を吸収、中和、酸化分解により除去
生物法
担体充填塔式 微生物活性が高く通気性の良い担体に臭気を通気させ微生物で分解
スクラバー式 臭気ガスに活性汚泥を散水し、吸収、微生物で分解

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